いろいろな脳の病気

脳の病気についてあなたはどれくらいご存知ですか? 脳は、人間の行動と思考をつかさどるる司令塔ですから、脳の病気には、細かい注意が必要です。人間にとって重要な働きをしている脳も、他の臓器と同じように厄介な病気になることもあります。

脳に異常があると、ものごとが正しく考えられなくなったり(痴呆)、意識がなくなったり(昏睡こんすい)します。運動の命令を伝える神経は、脳のなかで反対側に交差してから左右の手足に分布するので、病気の起こった側と反対側の手足が麻痺(片麻痺)したりするのです。また、脳の病気は、治療の着手が遅いと本当に恐ろしい病気です。そして、厄介な事に、これらの脳の病気の症状は前兆などが解りにくく、いつ起こるかわからないのが現状です。

脳の病気の病名としては、脳梗塞・脳卒中・くも膜下出血・脳腫瘍・脳内出血・脳炎・アルツハイマー病・多発性硬化症・髄膜炎・パーキンソン病・ギランバレー症候群・神経痛・片頭痛クロイツフェルト・ヤコブ病など色々挙げられます。

脳の病気の代表 脳梗塞(のうこうそく)

脳の病気の代表といえば、脳卒中です。その脳卒中の症状ですが、まず脳梗塞(のうこうそく)、脳梗塞は血液のかたまりなどが脳の血管に詰まって、脳の組織が働かなくなったり、壊死してしまう恐ろしい病気で、主な原因としては、高血圧、動脈硬化、糖尿病、心臓病などです。高血圧は血管に負担が多くなり、動脈硬化を促進し血管が詰まりやすくなり、脳梗塞を起こしやすい環境が作られます。また脳梗塞は、血管の詰まり方により脳血栓症、脳塞栓症の2種類に分類されます。脳血栓症は、脳の動脈が動脈硬化などによって細くなり詰まってしまう病気です。高齢者に多く、発症は比較的ゆっくりとしています。意識を失うことははとんどなく、足のしびれや運動障害、感覚障害、ロレツが回りにくい、あるいは食べ物や水が口からこぼれるなどの症状が特徴です。脳卒中死亡の60%以上は、この脳梗塞です。

最近、新たに「隠れ脳梗塞」と言うのをよく耳にします。相撲取りの大関・栃東(30)を引退にまで追い込んだ脳梗塞は、老人の病気と思ってしまいますが、最近では30歳代からの働き盛りから見つかる「隠れ脳梗塞」が増えており、将来脳梗塞発作を起こす可能性がある「脳梗塞予備軍」として注目されています。

脳卒中のほかの症状として、脳出血があり、脳卒中死亡の約25%がこれです。脳出血は脳の中の細い血管が破れて出血し、神経細胞が死んでしまう病気です。そして、くも膜下出血が、脳卒中死亡の約10%を占めています。くも膜下出血は、くも膜と軟膜との間にある動脈瘤が破れ、あふれた血液が脳全体を圧迫する病気です。

脳梗塞などの脳の病気を予防策は?

脳梗塞、隠れ脳梗塞などの脳の病気は、何時、何処で起こるかもわかりません。脳梗塞、隠れ脳梗塞など脳の病気を予防する方法は、@ 普段から生活習慣病にならないよう、高血圧・高脂血症・喫煙・糖尿病・肥満・ストレスなど様々な特質、体質を改善する努力をする。A 日頃から、健康診断を定期的にうけ、早期発見・早期治療によって脳の病気の発症を防ぐ。B タバコを止める、アルコール控えめ、 お食事の塩分、脂肪も控えめにして、 日頃から体力に合った適度な運動を続け、万病の引き金になる太りすぎに注意する。などが挙げられます。

脳梗塞など脳の病気に、日頃から気をつける手軽で簡単な方法して、納豆を食べると良いといわれています。納豆は中性脂肪や血中のコレステロールを下げる効果があり、納豆の中にはナットーキナーゼという納豆菌酵素が含まれますが、これが血液をサラサラにするのに役立つそうです。納豆を食べるのは、朝食よりは夕食の方が効果的です。

また、背の青い魚の油に含まれているEPAの摂取も大事です。これは、血小板の働きを整えて、血栓がで出来にくくする効果があります。いつも青魚を食べているエスキモー達には、心筋梗塞の発症がほとんどみられないと言う事実がありますから、脳梗塞にも効き目がありそうですね。

そして、栄養面では、ビタミンEの摂取です。ビタミンEは米、麦などの胚芽(はいが)や大豆、ごまなどの種子に多く含まれています。ビタミンEは脳梗塞を引き起こすといわれる過酸化脂質の発生を予防し、動脈硬化を防ぐ善玉コレステロールが増加するように働きます。ビタミンEの1日必要摂取量は、最低30ミリグラムといわれます。

最後になりますが、日頃気をつける手軽で簡単な方法として、「黒砂糖きのこ健康法」があります。血圧を下げる効果、肥満防止効果などがあり、酢酸(さくさん)が多く含まれているので、血液が固まってドロドロになる症状を妨げる働きも期待できます。黒砂糖きのこ健康法は、脳梗塞と密接な関連がある生活習慣病の予防にピッタリではないでしょうか。

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